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三鷹 北口 徒歩7分 美容室 VOICEhair代表のMATSUです。
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さて、今日のブログいっちゃいましょう〜！！！
美容師になったきっかけ…
こんな題目でブログ更新してる美容師さんがいたので、乗っかって書いてみようと思います。
過去にもamebloかなんかで少し書いたこともありますが、まぁ気が向いたら読んでくださいね〜。
美容師になるきっかけは親が美容師だったから…
これはよくある理由の一つではありますが、自分の場合は全然違くて
タンス屋の息子でした爆。。。
中高生校時代は友達とよく遊び、勉強や部活なんかはあまりやってなく打ち込んだことといえばギターでした…
中学生の頃、ギターにどハマりし『ギターが欲しい』と親に言ってみたところヤンキーがやるもんだからやめとき！みたいな事を言われたのをかすかに覚えてます。
それからもバンドやろうぜ！というギター雑誌をずっと見ていたのをみかねて祖父がギターセットを買ってくれたのでした。
ギターとアンプとシールドがセットになった初心者用キッドみたいだったがギターを手にしたの事にとても高揚していたのを覚えている。。
それからは毎日、毎日ギターを弾く日々を過ごしましたね…
毎日数時間。。。
指にマメができて、痛くてもテーピング貼って弾いてましたからね、ずっと笑
よく考えてみたらハマればとことんやる性格はこの頃だったんでしょうか。。。
腕前はというと、もちろん同じ中学レベルではトップクラス（自画自賛w)
だって音楽の授業で一人一人発表することがあってみんなリコーダーとか吹いてたんですが、自分はX japanの紅をギターで弾きましたからね笑
何してたんだか、、、
その時の音楽の先生がXJAPAN好きで、めちゃくちゃ上手いじゃないと評価され、いつもの音楽の成績より少しだけ上がってたのが地味に嬉しかった。
あれ、、ちょっと話が逸れてきたぞ！
そうそうテーマは美容師になったきっかけでしたね、完全にギターの話になるところでした笑
その後、高校卒業間近、もちろん進路を考える時期になったんですが
特にやりたい事なんてなかった。
しいてゆうなら車が欲しい、、くらいだっかな。
親に、車が欲しいんゆーならどこか就職せんといけんじゃろ！と広島弁で言われた。
ここは広島ですから笑
そこでなんも考えずとりあえず木工業の仕事に面接に行ったみたら見事に受かり無事就職が決まりました。
欲しかった車も買って、17時まで仕事してそこから遊びに行く。
そんな日々を過ごしてましたが、半年程過ぎた頃からかな！？残業が始まり遊びに行く事ができなくなり色々と考え始めました。
あれ？これ、遊びに行けないんじゃ仕事ばっかりじゃん…
この先の人生、仕事はずっとしなきゃならない。
それならやりたい事を仕事にした方が、面白い毎日を過ごせるんじゃない？！
そう思うようになってからは、ただただやっていた木工業をやってる意味がないような気がしてきた。
先が見えた気がした。
60歳までの人生が…
毎日働いて、帰って、寝る。。。
そんな刺激のない人生が！！！
これでいいのか？？
18歳の俺さん……
ちなみにこの木工業というのは今思い返せばまるで囚人みたいだったな。
上下灰色の作業服、帽子も灰色…
木を削る音が大きいのでみんな耳栓して作業をしていた。
大きなサイレンが鳴ったら事務所に行きみんなで弁当を食べる。
その後はもちろん耳栓して……
地味すぎる！！笑
一度の人生、やりたい事を探さねば。。。
悶々としてたある日、テレビを見てたら美容師の特集の番組だった。
その頃はカリスマ美容師ブームで美容師が取り上げられることはよくありました。
その番組の中で同い年くらいの美容師さんが
『将来、自分のお店を持ちたいんです。』
……
………
…………
オシャレな服着て、髪型も自由で
自分のお店を持てる可能性があるなんて…
これは
やらない理由が見つからない。。。
18歳の少年はそう思ったわけ。
それからは早かった、
仕事はすぐに辞め、親には『東京行ってくる』とだけ告げて2週間後には東京にいた。
高校の友人に居候させてもらい、東京都内の美容室を何軒か見て回りました。
募集してるとこないかな？！
その時は全く土地勘がなかったんで分からなかったけど、今思い返せば下北沢がオシャレだと言う友人の薦めで【シモキタ】でウロウロしていた。
アシスタント募集中！！！
張り紙が貼ってあるオシャレな美容室を発見し、恐る恐る『まだ、募集してますか？？』と聞いてみました。
『はい、してますよ〜』
ホッ良かった…
『美容師免許は持ってますか？？』
え！！！！
うそ！！！！
え！！！！
うそやん！！！
美容師って免許いるの？？爆
そう、何を隠そう美容師免許なんて持ってもいないし、
美容師に免許があることすら知らなかった笑
もちろん、美容師免許持ってないならすみません。と断られ案内してくれてた友人と
『こ、これは、詰んだな…』と絶望した。
東京まで来て美容師に免許がある事も知らず、お金もない。
もう広島に帰るしかない…
そう思った絶望寸前の俺。。。
ま、待てよ、美容師免許がなくても働けないかな？！
そんな事がふと頭をよぎり、二つ折りの携帯電話を開きアンテナを伸ばして検索。
あ
あった。。。
通信教育…
美容学校に通わなくても、働きながら美容師免許を取得できる方法。
そこからはアシスタント募集してる美容室に電話をかけながら
『今から通信教育で美容師免許を取るので雇ってもらえませんか？？』と聞いてみたが答えはNOだった。。
何軒か美容室に電話してみて思った、、、
美容師免許ないとやっぱり雇ってもらえないじゃん。。
居候させてもらってる友人宅に戻り
『どうだった？？』
全然ダメ….
美容師って免許ないとできないみたい…
そんな話をしていたら、
この前行った美容室で髪の毛切ったらいい感じだったよ。。。もしかしたら募集してるかもよ、と友人…
『だめだって、免許ないんだから』
『電話してみたら？…』
『多分だめだと思うけど、広島帰る前に電話かけてみるよ』
そんなやりとりから次の日そのお店を検索して電話をしてみた。
『すみませんが、アシスタント募集してますか？？』
『ちょっと待ってね〜今ちょうど募集しようかなと思ってたので面接とか来れる？？？』
『よろしくお願いします』
そんなやりとりから面接日をむかえた。
もちろん、美容師免許は持っていない。
当日、時間通りにお邪魔し面接が始まった。
『免許もってますか？？』
『いいえ、、持ってませんが、これから取ろうと思っています。。』
これはダメなやつだな…落ちるパターンや…
そんな事を思ってたら
『お〜そんなんだ、うちの店はみんなそんな感じだから来月から来てくれる？？』
そう言ってくれたのが
BOSSこと故斎藤オーナーだった。。
そしてその美容室というのが
【VOICEhair】
そして美容師見習いとしての人生を歩み初めた。。
1999.11.1
最後に…
美容師になったきっかけ…
を書いていたら思いもよらぬ長文になってしまいました笑
きっかけはテレビ番組のある美容師さんです。
今は有名な美容師さんになっているのかな？！
勢いで東京に出てきた18歳の少年は斎藤オーナーに救われ、なんとか美容師の道に進む事ができました。
今思い返せば、先の見えないのに東京まで来たり本当に若いってすごい。。。
あの頃のようにまだまだ攻めていかないとですね笑
18歳、詰んだ少年を救ってくれた斎藤オーナーと育ててくれたVOICEhair、俺は潰すわけにはいかないのだ……。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。
